AI、ロボットが人間の仕事を奪っていくという将来が不安になる話題を耳にすることが増えてきましたね。
私はもうすぐ50歳なので、なんとかなるでしょうが、若者にとっては死活問題。
仕事がなくなるなら、何をしたって無駄じゃ無いかと。
100年、200年後はわかりませんが、今を生きる若者が生きている間に仕事が全て無くなるとは私は思いません。
ですが、無くなる仕事もあるというのは事実。
ならどんな仕事を選ぶべきかというと、それは職種で考えるのではなく、あなたならではの仕事ができるかというところが大切だと思います。
例えば車の運転手。
自動運転が一般化されていくのは誰の目にも見えているかと思います。
一般的なタクシーの場合、運転手の需要は減っていくことでしょう。
でも、No.1のサービスを行える運転手の場合、どうでしょうか?
タクシー利用の目的は、目指す場所に運んでもらうこと。
これだけで考えれば、AIの方が安全で、人間関係のトラブルもないのですが、徹底的に気配りをしてくれる運転手の場合、どうでしょうか?
わたしが渋谷の会社で働いていた頃、深夜まで仕事をした後にお願いをしていた運転手さんがいます。
仕事が終わって疲れ切った中でお願いをしたタクシー。
”今日もこの時間まで仕事?大変だったね。”
といいながらビールを差し出される。
こんなサービス、AIにできますか?
コンビニでビールを買ってから乗れば良いじゃ無いか?
いや、ちがうのです。
この運転手さんの気配りが気持ちよく、そして臨機応変に対応を変えてここちよくしてくれるのです。
もし私が大金持ちになったなら、AIではなく、彼に運転をお願いしたいと本気で思っています。
なので、早く金持ちにならないといけませんね。(笑
私はシステム開発の会社も経営していますが、システム開発もAI化が進み、エンジニアが必要なくなると言われています。
でも、お客様が望むシステムを設計するのは、しばらくは人間の仕事として残ります。
さらに言えば、システム開発もタクシー運転手もAI化が進んで人がいらなくなっても、そのAIやロボットを使って事業展開する会社は残りますので、経営者であれば生き残る可能性は十分あります。
こんな世の中、、、とふてくされる前に、好きなことを徹底的に研究し、あなたにしかできないことを仕事にできればいい。
それだけのことだと私は思います。
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