日本のサブカルチャーとして世界に広まるアニメ業界。
それなら制作現場に入ればある程度お金になるかな?と思ったかと思います。
が、構造上の問題で日本のアニメ制作現場はかなり厳しい状況になっています。
もしあなたがアニメーターになりたいのであれば、状況を知っておいたほうが良いかも。
長時間労働
すべての会社というわけではないと思いますが、平均12,4時間/日の勤務時間と言われています。
アニメーターが減っている中、仕事は多く、スケジュール厳守。
残業が多くなる体質というのは間違いないかと思います。
現場にお金が落ちにくい
これは構造上の問題です。
どんなに売れている作品でも制作現場はあくまでも出来高払い。
世界中で人気になってもその収益は製作委員会の方に入ります。
実は海外の仕事のほうが、、、
今、多くのゲームが中国や韓国などで作られています。
最近のゲームはゲーム中にアニメが差し込まれることが多いのですが、この制作需要が高まっています。
例えば上海のアニメーターと日本のアニメーターを比べると、なんと上海のほうが倍近い収入。
もともとは日本の下請けとしてやっていた中国や韓国が逆に日本を下請けとして使うという状況になりつつあります。
仕事はお金だけで決めるものではないので、どうしてもアニメーターになりたいということであればその道を進めば良いと思いますが、決してあまり職業ではないというのは理解したほうが良いかも。
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