いい質問、ありがとうございます。
一人のガンダムファンとして語らせていただきます。
長くなったらごめんなさい。
実はガンダム、アニメは打ち切られたというのはご存知ですか?
本当はもうちょっと長かったのですが、人気がなかったので、打ち切りで回数をかずられてしまった作品だったのです。
それが再放送で爆裂ヒットしたのです。
子供向けとしてはあまりにも複雑で、わかりにくかったので最初はついてこれる人が少なかったのが原因で、そこを理解したらめちゃくちゃ面白かったということです。
それがなにか、というのは当時の他のアニメと比べるとわかります。
名前を出すとアレなので出しませんが、当時のアニメの基本は悪の組織があり、
ふははははは! 世界を征服するのだ!!
という悪の組織とそれを阻止する正義の味方による戦い。
世の中の戦争ってそんなにシンプルなのでしょうか?
お互いが信じる正義があり、お互いに悪な要素があり、そこがぶつかり合うもの。
ひねくれた私は悪の軍団のトップにこう聞きたいです。
”で、整復してどうするの?”
ガンダムはしっかりと世界観が作られています。
ジオン軍vs連邦軍の戦いですが、それぞれに正義があり、それぞれの中に悪意ある人がいる。
なのでそれぞれの陣営に人間として魅力ある人たちが登場します。
そして人形ロボットである意味も一応、しっかりとした設定がされています。
一部、スポンサー都合でむちゃな設定は存在します。
例えば、合体する必要ある?とか、鉄球で殴り倒すとかどうなのよ?とか。
資金的に限られているであろうジオン軍側が毎週のようにビックリドッキリメカを登場させたりとかね。
それでもお互いの陣営にはそれぞれしっかりとした設定をベースに作られた人間ドラマがあります。
これが当時のアニメとは大きく違う点。
そして初回放送では視聴者が理解しきれなかった点です。
もはや子供向けではないのです。
ビックリドッキリメカ以外は。
そして長く続く続編でも引きずられるニュータイプという考え方。
人間が変わらなければ、争いは終わらない。
それなのに覚醒しニュータイプとなった人たちを恐れる一般人。
ただの戦闘兵器としてしかニュータイプを扱えない上層部たちの未熟さ。
そんな現実っぽさと、人間くささがガンダムをヒットさせている理由だと思います。
作を重ねるごとに制作側が強くなっていったため、スポンサー都合というのも少なくなっていきます。
非現実的だよね、というのがこれで減り、納得感あるものになっていったことで、更にファンが歓喜しますし、初代から続く時代の流れにあまり矛盾なく作っているというのがすばらしい。
なので、ぜひ、初代も見ていただきたいです。
今となっては絵柄が古臭いですし、特に前半は長ったらしく感じるかもしれません。
でもストーリーはしっかりとしていますのでそこを感じながら、”あ、出た。これが噂のスポンサー都合か。”とそこは笑っていただきたいです。
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