不景気、不景気と言いますが、何が不景気なのかがわかりません。
おじさまたちには驚きの質問かと思いますが、今の20歳近辺の子たちも不景気が理解できないという状態らしいです。
冷静に考えれば、それはそうかもしれません。
景気が良い時を全く経験していませんし、海外に行かない人も多いので、景気が良い国もみていないのです。
日本のメディアでは景気のよい話をしないですしね。
調べてみますと、こういう定義があるようです。
企業のモノ・サービスが触れなくて収益が減り、消費が減っていく状況。
こう言われても生まれたときから不景気の中にいれば、それはわからないのは無理もありません。
では、好景気の時、つまりバブル時代がどうだったのかを少し説明しましょう。
大げさな話ではなく、本当の話です。
1.ボーナスの封筒が立つ
現金支給がまだ多かった時代。ボーナスも現金支給となると、その額がすごくて封筒を立てることができたそうです。
100万円ではなかなか立ちませんので、200とか、300万円とかはあったのでしょうね。
2.女性は財布が必要ない
食事、お出かけと別に彼女ではなくてもお金は男が払うものという当たり前のルールがありました。
3.ローンの審査が緩すぎる
一般会社員の家にまで銀行員がきて、”お金を借りてください”と言っていた時代。
いくらでもお金が借りられたといいます。(当然限度はあるでしょうけど)
4.タクシーが捕まらない
電車があっても面倒だからタクシーで、という時代です。
タクシー運転手も近くまでしか移動しない人を乗せている場合ではない。
1万円札を何枚か見せながらタクシーを止める姿がよく見られました。
5.内定におまけがついてくる
今は内定を取るのが大変ですが、説明会に行けば殆どの場合、内定が取れた時代。
ということは、一人の学生がいくつも内定を持っているのが当たり前なので企業としては学生たちの奪い合いが発生します。
事前研修と称して海外旅行をプレゼントしたりもしていました。
6.通販番組が桁違い
高いモノほど売れるという時代です。
なんと、4億円のクルーザーを通販番組で取り上げたこともあるのだとか。
買った人がいるのかはわかりませんが、買う人が出るだろうという予測が立つ時点で現代とは違いますね。
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