円安、円安とニュースでやっていますが、なぜ円安になるのですか?
また、円安は悪いことだけですか?
日本円とUSDなどの他の通貨との変換レートを為替レートといいます。
1ドル100円で買えたものが、今は150円ほどになっています。
数字でみると100円といわれていたものが150円になったということで、円安?円高?というのがわかりにくくなりますが、円の価値が安くなったということで、円安となります。
なぜこういうことが起こるのか?というと要因はさまざまなのですが、全体的に日本の経済や日本の円に対する信用が下がっている場合に起こります。
日本は長引く不況の中、打開策がなにもできていない状態。
そして、コロナからの復帰が他国より遅れているため、世界からの日本への期待が低下していることが原因です。
日本企業が元気がないというのも大きな原因ですね。
では悪いことばかりなのか?
昔、日本とUSDの為替相場は1usd = 360円という固定相場でした。
今から考えるととんでもない円安ですね。
でもこれは外国から見れば、日本の商品が安く買えるということになるので、本来はデメリットだけではないのです。
が、、、
現在の日本の製品の多くは原料を海外に依存していますので、値段が上がる一方。
外国人が日本に来たらいろいろなサービスが安く受けられるのですが、コロナ禍で訪日外国人が少ないということで、現状ではデメリットばかり。
景気が停滞している日本には大打撃となっています。
まずはコロナ禍が終わることを祈るのと供に、こういう事態を考慮して、日本だけでなく世界でお金を稼ぐということもセットで考えて行かないと行けない時代になってきているのだと思います。
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