大学に在籍していることに意味を感じられず、退学して働きたいと思っています。
これ、結構多くの方が同じように思っているのではないでしょうか？
私も大学を中退しているのであまり偉そうなことは言えません。
が、30年ほど働いてきた中で何が学歴が大切かどうか、というのは見えてきたかと思いますので、私なりの考えをお話ししますね。
学齢、あって邪魔になることはほとんどないかと思います。
今、このチャンスを逃したらこの仕事はできない。僕はこの仕事をやりたいんだ！と思うのであれば、退学するのも1つの手です。
ただし、ご両親にはちゃんと説明をして納得してもらうべきですが。
でも、そこまで時間がない仕事をあなたは思いついているのでしょうか？
今のこのなんとも言えない、居心地の悪い状況から逃げ出したいだけでは？
それなら辞めるべきではありません。
たかが数年、その間にじっくりと自分がやりたいことを見定める時間として使うべきだと私は思います。
大学で学んだ知識に大半は社会人生活では使いません。特殊な職業は別ですが。
でも学歴が合った方がよいといわれる意味をご覧ください。
1.就職先に幅が広がる
職業によってはちゃんとした学歴が無いと入れない会社というのもけっこうあります。
特に新卒の時は。
やりたい仕事に学歴は必要ないといってもその仕事を死ぬまで続けるかはわかりません。
なら、学歴はあなたの職種の幅を広げます。
2.人脈が広がりやすい
良くも悪くも大手企業の社内には派閥があります。
その中でどの大学を出ているのかというのは派閥所属の1つの条件。
そんな派閥、つまらねぇ！というのは簡単ですが、では、新卒すぐのあなたは一匹オオカミで戦えますか？
人間、そう簡単に一人で働けないです。
3.学歴が無いとできないこともある
外国で就労ビザを取ろうとした場合、4年制大学卒業を条件としている国がけっこうあります。
だれでもいい、きて仕事をしてくれと言うことでは無く、仕事ができる人間にのみビザを出すぞということで、その判断の1つに4年制大学卒業というわかりやすい物で判断するからです。
もちろん、他にもビザを採る方法はあります。
これからこの国でやる仕事のスペシャリストで、この国にとって重要と判断されれば当然ビザは出ますが、そんなの、なかなか簡単ではないですよね？
私は30年、必死に働いてきて、いろいろな会社に知り合いができました。
そして真剣に仕事をしてきたことを評価してくれる人が多くいて、学歴的には高卒ですが、それなりに仕事は選べるようになりました。
そして外国で仕事をして暮らすためのビザも取れています。
そう、高卒だからできないということではないのです。
が、わざわざ遠回りしなくてもいいのでは？
撮れるものは取っておいたら？というのが、大学中退組の大先輩からの意見でした。
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