日本はディーゼル+バッテリーの通常動力型の潜水艦を持っていますが、原子力潜水艦を持っていません。
世界で唯一、核攻撃を受けた国というので核に対してかなりアレルギーがあるというのはもちろんですが、必要がないというのがもう1つのポイントです。
原子力潜水艦の一番の特徴は長時間の潜航と半永久的な燃料。
アメリカの原子力潜水艦は原子炉の燃料がその潜水艦の耐久年数以上に積まれているので、燃料補給は必要ありません。
まぁ、人間様の食べ物は補給しなければなりませんが。
また大型化もやりやすく、戦略核ミサイルなどを積むには最適です。
日本の場合、時刻の防衛が目的ですから、必要以上の長時間潜航などは想定されていませんし、戦略核も必要ありません。
そのため、通常動力で十分ということになります。
その条件の中で日本の”オタクテクノロジー”が爆発しているのが、潜水艦。
世界の多くの潜水艦が4〜500m程度の潜航深度なのに対し、日本は700m。
最新型にいたっては900mとも言われています。
さらに魚雷は深い深度では発射ができないのですが、日本では深深度魚雷というのを開発しており、900mでも発射可能と言われています。
また、原子力潜水艦は構造上、原子炉を止めることができませんが、通常動力はディーゼルエンジンを切ってバッテリー駆動に切り替えることができるので、音が本当にしない。
これで何がおきるかというと、、、
誰も潜れない深い海の底で音もなく待ち構え、近づく船に魚雷発射。という一方的な攻撃ができるということになります。
もはやチートレベルなのが日本の潜水艦であり、時刻防衛という観点で言えば、世界最強なのです。
ということで、原子力潜水艦は必要ないと思いますよ。
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