これはコピーとオマージュの違いと、アメリカの教授が話しをしていたのが的確な答えなのでそれをお伝えしますね。
日本はオマージュ、中国はコピーなので、全く違うというのが彼の意見でした。
ではこの2つ、何が違うのかを見ていこうと思います。
コピー
コピーはそっくりそのままコピーをすることなのですが、許可さえ得ないで行う、常識外れな行為。
ベースとなる製品を作った人たちへの敬意の念がまったくない。
これはだめな行為ですね。
こういう感覚なので、ミッキーマウスのような謎のものが存在していたりします。
敬意が全く感じられない。
中にはコピーを繰り返しながらスキルアップしてより良いものを作るというところもあるにはありますが、同じものづくりの仲間として許可を取らないなんて言うのはやってはいけないのです。
オマージュ
コピーと同じような意味で使う方もいますが、これは全く異なります。
相手にちゃんと許可を取り、コピーをさせてもらった上でより良いものを作り出すというのがオマージュ。
まさに日本がやってきたのがこれですね。
車業界も最初はアメリカ企業に頭を下げて学ばせてもらい、より良いものに仕上げていく。
そして出来上がったのが現在の日本車ですね。
許可を取るか、相手に敬意を払うか、これが中国と日本の大きな違い。
もちろん、日本にもコピーを作って簡単に儲けようとする人もいますし、中国の中には真剣にオマージュする人ももちろんいますので、全てがだめということではありません。
ものづくりをしている人たち、先輩たちへの敬意は大切、というお話でした。
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