私の友人がベトナムで企業していますので、彼の話をしますね。
会社の設立自体はルールに則って進めれば良いので問題ないとのこと。
ただ、言語の壁がありますので、自分でやるのは難しく、業者への委託が基本になります。
採用も問題なく、仕事を進める上での問題はそれほどないそうですが、問題がいくつかあります。
1.融資を受けにくい
日本の銀行はベトナムでは融資を行なっていないので、借入ができません。
ベトナムの銀行も外国人にはお金を貸しませんので、資金ショートした場合に身動きが取れなくなります。
厳密に言えば担保があれば融資を受けることはできますが、担保があったら借りないよ!と彼は言っていました。
2.ビジネスライセンスの問題
日本では定款に入れておけばかなり多くの業務を行うことができますが、ベトナムの場合は1つ1つの業務のライセンスを持っていなければなりません。
外国人では取りにくい、または取れない業務もあるのが問題です。
3.医療・教育問題
長期的に滞在することになるのでこれは大きな問題です。
彼は8年ほど前、盲腸でタイのバンコクまで緊急搬送されたそうです。
そんな思いをしても海外にいるというのは、ビジネスチャンスがあるから、という意味です。
リスクを正しく理解した上で海外を狙ってみるのもよい選択肢だと思いますよ。
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