新入社員の子達と話をする機会があるのですが、私たちの時代と今の子達とはお金に関する感覚が少し違うように思いました。
若い子達が悪い、というのではなく、その形を作った私たち世代に責任があるのですが、自分投資と貯金について、こんな考えに変えてみてはいかがでしょうか?
給料の一部をちゃんと貯金をする。
という若者が、昔に比べてかなり増えた気がします。
わかります。今の世の中、何があるかわかりません。
そう、そんな時代を作ったのは、若者ではないのですから、責任はないですよ。
でも、それでいいのでしょうか?
私は貯金が全然できないタイプの人間です。
さすがに今はそれではダメですが、若いうちはそれで良かったのだと思います。
全力で遊ぶ。
それがいずれ、自分に大きな価値を見いだします。
あのときに派手に飲んでバカをやってた仲間と10年ぶりに再会したら、彼がクライアント企業の偉いポジションについていた。とか、久しぶりにみんなでスキーに行って七している内に仕事が決まった、などなど。
遊んでいない子はネットワークが広がりません。
ネットワークは自分の価値を高め、ビジネスを広げ、いずれお金になって戻ってきます。
そう、遊ぶことは自分投資でもあります。
自分一人で家にこもってゲームをやっていてはなかなかネットワークは広がりません。
オンラインで一緒にゲームをするより、一緒に飲みに行くべきです。
また、旅行が好きなら行けばいい。
いろいろな国を知る、いろいろな国で友達を作る、とても大切なことです。
あなたの宝になりますよ。
という話をすると、貯蓄派の若者に、”それではいざという時に困るのでは?”。
いえ、困らないです。
皆さんがコツコツ貯めたお金、いくらになるでしょうか?
100万円を貯めるのって大変ですよね?
病気や災害などで何かあったときの蓄えというのは必要に思いますが、私は若者限定で言えば、それは必要ないと思います。
100万円ため込むより、100万円をフルに使ってネットワークを拡充し、いざという時に100万円を援助してくれる人を作るべきです。
そのためには同世代とばかり飲んでいてはダメです。
年上と仲良くしてください。
そして、年上にかわいがられてください。
これが10年後、あなたの大きな財産になりますよ。
No comments yet.