高齢化が問題となっているのは日本だけの話ではありません。
一般的に成熟してきた国はみな同じ道をたどりますが、日本がどうなるのか、というのを見ていきたいと思います。
そもそも国民数が過剰?
現在、約1.2億人いる日本人ですが、国土面積を考えるとちょっと多いとも言われています。
国土は広いのですが、70%以上が山岳地帯で住むには適さない土地が多い日本。
食料自給率が低いのも同じ問題で、少ない平地を都市が圧迫しているから農地で活用できるところが少ないのです。
この広さを考えると6000万人ぐらいが適正では?という意見もありますので、そこまで減る必要があるということ。
問題は人口が減るまでの期間
適正な人数になるまでが一番の問題。
高齢者が増え、若者が減り、という状況の中、誰かが働いて稼がなければならない。
そのうちAIやロボットが労働を肩代わりしてくれると思いますが、すぐには無理。
それまでが問題なので、外国人労働者が増えるなどで補うしかありません。
技能実習生や特定技能というレベルではなく、移民をどう扱うかが焦点となります。
となると、日本は日本語が通じない人が多数いると言う状態になりそうな気がします。
これは言葉だけでなく、文化や考え方も入り乱れることになるので治安や風習の維持が厳しい状態になっていきます。
そうなったとき、じゃぁ人口が減ったから出ていってくださいませとはなかなかいかないと思いますので、日本らしさを守れるのか、と言うところが大きな課題となるかと思います。
メディアが言っているような、”若者何人で一人の老人を支えなければならない”という話は限界がありますし、現実的ではありません。
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