もう30年、不景気と言い続けているので、景気が良い状態がどんなものなのかを理解できていない人も多いかと思います。
何が起きていたかというと、働けば働いた分だけ、笑えるほど稼げた時代。
エナジードリンクのCMで、
24時間、戦えますか? ビジネスマーン!
という歌が流れていたぐらいです。
現代ではブラックすぎて速攻アウト。
でもそれだけ働いて、社員旅行は海外へ。
ボーナスを現金でもらうと、封筒が縦に立つというぐらいの金額をもらっていた人も多くいます。
面倒だからとみんながタクシーに乗るため、なかなかタクシーが捕まらない。
1万円札をビラビラさせてタクシーを止めるなんてことも。
とにかくおカネの循環が良かったので働けば働いただけ入ってきたのがバブル期です。
というところと比べて今は何が違うのか?を見ていくと景気を良くするための作戦が立てられそうです。
将来への不安があまりなかった
働けば働いただけお金が入ってくるわけですから、とにかく稼げば良いという時代。
将来への不安はないため、貯蓄に必要以上に回す必要がありません。
お金を使えば経済が回る。当たり前の法則が動いていたのです。
ちなみに定期預金で6%の金利だったので放置しているだけでお金を生み出していました。
現状、0.1%とか。。。もはやただの金庫でしかありません。
働くことが正義
良くも悪くも全力でみんなが働く時代。
ブラックだとかそんな概念、存在しません。
これがいいか悪いかは議論がありますが、みんながあまりやる気なく働いている現代ではそりゃぁ景気に大きな違いは出ますよね。
お金がお金を生む時代
将来への不安があまりなかったこともあり、投資をする人も多かったようです。
土地や株など。
労働人口が多かった
国民数が増えていった時代なので子供がたくさんいました。
ので、その子どもたちが成長していけば、どんどん労働人口が増えるという構図。
定年で引退する人の数より新たな労働者の方が多いのだから、経済も成長しやすいです。
ということで今の日本に必要なのは、将来への不安をなくし、みんながお金を使う時代にしなければならないということ。
消費税はこれを逆流させるようなものです。
財政が厳しいといいますが、補助金や助成金を出しまくっているのをやめて少しでも財源を確保。
みんながお金を使うようにすれば、企業も利益を増やすことができるはず。
インヴォイス制度もやりたい気持ちはわかりますが、苦しい個人事業主をいじめてどうするの?
少子化対策もそもそも先行きの不安から子供を作っている場合ではないということになっているはずなので、今の対策は的外れもいいところです。
また景気は変動するものなのでまた次にやってくる不景気の際に為替の問題から物価高とならないように特に食料品は自給率を高めるのは基本。
なのに真反対に政府は動いているように思います。
とてもシンプルな話なのですが、なんでこれがわからない人たちが政治をやっているんでしょうね?
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