包茎なのが恥ずかしくて女性と付き合うことができません。
手術すべきでしょうか?
気持ちはとてもわかります。
でも日本人の包茎率ってご存じですか?
正確に把握はできていないようですが、80%ほどが包茎といわれています。
海外では宗教的に割礼の儀式があるところもあり、その場合は包皮を切り取ってしまうのですが、日本はあまりこの割礼が一般的ではないので多いのだと言われています。
なので、普通のことというのを理解してください。
ただ、包茎の種類によっては手術した方が良いものがありますので、まずは種類を見てみましょう。
仮性包茎
最も多いのがこのパターン。
普段は亀頭が包皮に覆われていますが、勃起しても痛みがなく、そして簡単に向ける状態。
包皮内に垢が溜まりやすいので清潔にしておくことが条件ですが、この場合は余り心配しなくてもよいです。
嵌頓(かんとん)包茎
包皮の先っぽが狭く、亀頭部が締め付けられる状態です。
この状態で無理に剥くと亀頭が締め付けられて痛いだけで無く、虚血や部分的に壊死が起こる可能性があります。
真性包茎
通常時でも勃起時でも全く皮がむけず、亀頭が露出できない状態。
痛みなどの問題ではなく、尿や汗、垢による衛生面が問題で、炎症を起こす場合も。
嵌頓包茎、真性包茎の方は健康面を考えて、手術の検討が必要といわれていますので病院に相談をしていただくのが良いかと思います。
ちなみに真性包茎は保険適用も可能です。
逆に言えば仮性包茎の方は無理して手術を受けなくても良いのですが、どうしても垢は溜まりやすくなりますので匂いが強くなったり、蒸れが原因で病原菌の繁殖は起きたり、また常に包皮に守られている状態は外部刺激に過敏になりやすいので早漏の可能性があります。
ただ皮を切ることになりますので、何らかの形で傷は残ります。
手術法や執刀医師のレベルによってこれは異なるようですが、そこは手術のデメリットです。
まずは清潔にすること。
そして医師に相談することが大切。
仮性包茎ならそれほど気にする必要がないということと、日本人の8割が包茎ということで恥ずかしがらなくていいですよ。
No comments yet.