ウクライナとロシア、そして中国。
世界はこれから大きな戦争になるのでしょうか?
日本はそもそもなぜ、世界を相手に戦争をしたのですか?
何を持って戦争というか、というのは、時代によって変わると私は思っています。
昔は直接対決。
それが兵器を使った遠隔攻撃になり、今は経済面などでの牽制をする。
そう考えると、経済的には今、すでにアメリカと中国は戦争状態になっていると言っても過言ではありません。
現在、日本のメディアのニュースでは中国が一方的に悪いという流れになっていますが、本当にそうでしょうか?
この経済的な戦争、日本も過去にアメリカからの攻撃を受けています。
1980年代にシェア50%以上と圧倒的だった日本の半導体製品。
そして自動車。
この業界はアメリカからの理不尽な攻撃を受け、衰退しました。
TOYOTAはその中でよく勝ち抜いていったと思います。
そして第二次世界大戦ですが、日本が先に手を出しましたが、そうなるように仕掛けたのはアメリカです。
日本が身動きが取れないところまで追い詰めて、手を出させる。
先に手を出してしまった時点で負けということなのかもしれませんが、これではどこに正義があるのか、わかりませんよね。
詳しく知りたい方は”ハルノート”と検索してみてください。
これと同じように、アメリカ側がどんどん中国を追い詰めています。
追い詰められれば軍拡するしかない。
中国は上手に耐え忍び、アメリカと戦えるまでの戦力になるのを狙っています。
戦争になるか、ならないかはわかりませんが、戦争に向かって進めているのは中国なのか、アメリカなのか。
いずれにせよ、いつ戦争が起こってもおかしくない状態にまできているのは確かです。
私たちができることは、
まず、正しい情報を手に入れること。
テレビなどのメディアのニュース、インターネットの情報、そして歴史やここ50年の経済推移。
それらの情報を手に入れて、何が正しい情報なのかを自分なりに分析することです。
人も国も自分の都合が良いように言い訳をします。
相手が100%悪いと言うように。
さらにネットではウソな情報もたくさんあります。
いろいろな情報を集めて、組み合わせてみたときに理屈が通らない話はウソか誇張です。
これらを切り離していくと真実に近づけると思いますよ。
もう1つは、声を発すること。
わかっていても誰も何も言わない。
それでは権力者の都合の良い方向にしか進みません。
かといって、反対ばかりする人もダメです。
人や国を批判するなら、”自分ならこうする”というのを明確に発言すること。
相田みつをさんの作品にこんな言葉があります。
奪い合うと足りない
分け合うと余る
奪い合うと際限なく奪い続けない限り、満足はしません。
でもみんなが分け合えば世界が平和になるのでは?
私は中国にもアメリカにも友達がたくさんいます。
そしてどちらの政府にも誠意や正義はないと感じています。
メディアの報道だけを信じて中国を否定せず、本当の中国を見ていただきたい。
現地に行き、現地の人と話をしてください。
今まで日本の中から見てきたのとは全く違う景色が見えるはずですよ。
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