消えていった未来の技術たち

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インターネットが発展し、生活の一部、いやもはや切ってもきれない関係になっている感が強いですが、これらに関わる”まさに未来”だったものが普及せずに消えていっているのはご存知ですか?
今回は、消えた未来についてお話をします。

Google Wave
インターネット上でのコミュニケーションの問題点を解決するために生まれたGoogle Wave。
簡単にいうと、メール、チャット、電話などのコミュニケーションツールに出席簿やその他諸々のツールを1つにまとめ上げたのがGoogle Waveでした。
招待制で部分的にリリースされた時にGoogle本社にメールをして使えるようにしたもらったのを覚えています。
はい。大興奮でした。

現在、EメールはいわゆるSPAMが溢れています。
メールというシステムがもうすでにかなり古く、その設計の隙がつき放題。
それをなんとかしないとメールというシステムの信頼性が取れません。
また、メッセンジャーツールも数が多すぎて訳分かりません。
Line、Facebook Messenger、Telegramなどなど。

あれ?あのメッセージって、メールだっけ? Lineだっけ?というふうになりますよね。
それが1つのアプリの上で動いたら検索性も完璧。
まさに世界を変えるツールになるところでしたが、2010年5月に正式リリースしてそこから二年ほどで中止に。

Google内のチームがこの凄まじい未来のツールをどんな方向に進めていくべきかを正確に把握できなかったということが原因のようです。

もう一度復活してほしいですね。

 

OpenDoc
Appleが構想を作り、IBMなどが賛同した新時代向けのファイル形式。
当時、アプリがそれぞれ巨大化していった時代ですが、どのアプリにも同じような機能がついています。
ならそれをパーツごとに分けて使い回せばいいのでは?という構想です。
コードネーム、BENTO。そうお弁当箱のような詰め合わせ。
アプリ開発者は楽になり、開発費が抑えられる。
ユーザ側はアプリの低価格化と統一感が実現。アプリの容量ダウンも考えられます。

素晴らしい設計で、さらい技術的にも無理がないものとして普及するのでは?と思っていましたが、1997年にAppleが次期OSの方向性を大きく変えたこと、Windows版を作っていたノベル社が断念したことなどが原因で頓挫しました。

 

未来が見えていたのにコントロールを失ったり、あとは表に出てきていないですが、いろいろな抑圧もあったのだと思います。
今更でもいいので復活しないですかね?

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