マナーが違う、と言ってしまえばそれまでですが、もう1つ大きな問題があります。
それは思考の違いです。
日本は公共の利益というか、全体主義というものがあって、他人に迷惑をかけないという暗黙のルールが存在しています。
そして神道はモノや他の人、動物や植物、自然に対しても優しい。
八百万の神というのはなにも800万人の神様がいるという意味ではなく、数え切れないほどの神様がいるという意味です。
そしてその神様があなたの行いを見ている、というのが神道の考え。
食べるときにも命をいただくという意味で、いただきます。と言いますが、これは結構特殊なのだと思います。
キリスト教徒が食事前に祈りを捧げているのを見たことがあるかと思いますが、それは食事を授けてくれた神への感謝であり、命を奪った食べ物への感謝ではありません。
そう、考え方が違いすぎるので理解し合えない部分なのです。
ではどうすべきか?
来ないようにすれば良いんじゃない?というのは流石に今に時代、なかなかできるものではありません。
あとはルールをしっかり決め、守らなければ器物破損、不法侵入などで逮捕するようにしていくしかない。
感覚でわかってもらえないならルールを徹底させるのみ。
観光立国と政府は簡単に言いますが、そう簡単なものでもないのです。




















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