逃げるな! 戦え!
という大人がけっこういます。これは半分正解で、半分は間違いです。
状況も知らないくせになにを偉そうに言うのでしょうか?
人生、逃げてダメな場合と逃げてもOKな場合があります。
それをちゃんと間違えなければ、逃げるのは全然OKだと僕は思います。
辛いことがあったとき、逃げたいですよね?
その気持ちわかります。が、逃げても良い問題なのかを1度ちゃんと判断してみて。
逃げてばかりの人は逃げ癖がつくといいます。
これは本当だと思いますよ。
イヤになるとすぐに逃げる。
勉強だって仕事だって、友達づきあいだって楽しいことばかりではないです。
イヤなこともかなりあります。
そこで毎回逃げてしまえば、勉強も仕事も友達も何もかもが壊れます。
なので、逃げて良いパターンの見分け方を伝授します。
私オリジナルなので、これが誰にとっても正解かはわかりませんが。
逃げた先に新しい道があるなら逃げるべき。
学校のいじめが酷い?なら逃げてOK。
転校したって良い。 学校を辞めることを親と話し合ったって良い。
ただ、いじめの原因ってなんですか?
その問題を解決しなければ、転校した先でも同じことになりかねません。
逃げることを前提にしつつ、同じ問題が発生しないように対処しなければ解決しません。
そう、逃げるべき道をちゃんと作るのです。
自分が不細工だから? 貧乏だから?
本当にそうでしょうか?
いじめをするような下劣な人間の思考は、弱いものいじめです。
不細工だからではなく、言い返さない、やり返さないから不細工だといって馬鹿にする。
1度そういう関係になってしまうとなかなか改善が難しいので転校はありですが、転校した先では明るく元気に、そして自分の意見をしっかり言えるように頑張る。
これが、正しい逃げ方なのではないかと思います。
辛いと思います。
難しいと思います。
でもそこを解決しないと、逃げ続けるだけになってしまうのです。
相手も人間。
あなたが正しいことをしているというのを周りにもしっかりとアピールすればいじめを続けにくくなります。
そしてこういう態度だ出せるようになるということはいじめの対処だけでなく、学生時代より長く続く今後の社会人生活でも大きな力になるはずです。
逃げるな、ではなく、正しく逃げろ!です。
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