カメラに興味があります。
でも最近はiPhoneのカメラが素晴らしいのでもう大きなカメラはいらないのでは?
と思いますが、なぜカメラマンは大きなカメラを使うのですか?
私はカメラマンとしても仕事をしています。
使っているメインカメラはCanonのEOS R5。
本体が55万円ほどした、けっこう本気なカメラです。
iPhoneは13なのでけっこうきれいな画像が撮れるのになぜ大きなカメラを使うのか?
そこにはいくつか、理由があります。
1.レンズ交換式だからこそできる映像を取るため。
広角、望遠だけでなく、レンズはいろいろな特性があります。
撮りたい映像に合わせてレンズを選ぶ必要があるからです。
2.iPhoneでは撮れない映像がある。
2つ、写真を見てください。
1つは太陽をイガイガにする方法。
これは絞りというのを操作して撮影するのですが、iPhoneにはそもそも絞りという部品がありません。
もう1つはシャッタースピードをいじって車のライトを光の帯にしたもの。
これもiPhoneでいじればなんとなく近い物はできますが、色の再現性なども含めてここまでにはなりません。
3.被写体の気合いが入る
人物を撮る場合、被写体となる人の気合いって大事です。
iPhoneで構えられているより、本気カメラの方がやる気が出るんですよ。
4.自分にも気合いが入る
ファインダーをのぞき込むと、”映すぞ!”という意欲が出てきます。
私は自然と呼吸が止まってしまいます。
この気合いが渾身の作品を生むと思っています。
ということで撮りたいものによってはiPhoneでも十分というか、より便利で軽くて最高だったりしますが、私が大きなカメラを使う理由はこれです。
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