中国は基本的に軍事的な同盟を結ばない国です。
一帯一路にしても少なくとも表面上は経済的な話のみ。
なので逆に言えば、軍事的には味方がいないので、全てが敵となる可能性があります。
その中で最も関係が悪いのインドです。
国境がまだしっかりと定まっておらず、小競り合いが出ている相手なので一番の敵国と言えばここです。
次がロシア。
ロシアと中国、同盟関係のように見えている方も多いかと思いますが、そうでもないのです。
まさに、目の上のたんこぶ状態。
ウクライナとの戦いで弱ってきたら、いっきに取りにいくというのも考えられなくはありません。
そしてアメリカ。
まさに経済的にドンパチ状態ですし、軍事的にも一触即発状態。
一番にくいのはアメリカでしょうが、勝てないだろうというのと、アメリカに手を出せば、アメリカの同盟国やNATOが手をだす口実ができますので、世界を敵に回すということになります。
一番ムカつくけど、一番手が出しにくい相手。
次が日本。
にっくきアメリカの手先となっている日本と韓国。
その中でも微妙な立ち位置を取る韓国よりも日本が邪魔なのはわかります。
そして中国本土から見ると、太平洋に向かって出ていくときの大きな壁になっているのが日本。
邪魔ですよね。
先制攻撃を掛ければ日本は取れそうですが、その後、アメリカが参戦する理由ができ、アメリカを相手に戦えばNATOが黙っていないということになるので、瞬間的に勝てても先がない。
ということで、冷静に考えれば、そう簡単にわが国を攻め込めないというのが今の状況です。
ただ怖いのは、主導者たちが自暴自棄になった場合。
これって後先考えないでやるわけですから、たまったもんではありません。
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