おそらく仕事の進め方が違うので難しい人が多いのではないかと思います。
私が見てきた2つの例をお話します。
1つは日本の某電話系大手、元国営でアルファベット3文字の会社をやめられた50歳の男性が私が務める渋谷のIT系企業に転職面接に来られた時のこと。
この某電話系大手、お仕事で過去に取引があるので社内の雰囲気はなんとなく理解していましたが、その中でもうまく立ち回れなかったんだろうなあというオーラを感じました。
で、転職してきたら何ができるか?というのを聞いたところ、自信満々に
”社内調整です!”
というのです。
うーん、、、終わった。
私が努めていた会社は50名ほどの規模で、社長と役員だった私との仲が良くてしっかりと話し合ってすすめています。
社員とのコミュニケーションも良好だったと思います。
もちろん、私や社長に反感を持つ人がゼロということはありませんが、派閥などもないので社内調整は必要がない。
さらに社内調整というのは多くの社員との人間関係ができていないとできない。
彼はうちの社員を一人も知らない状態ではできない。
という話をしたら下を向いてしまいました。
申し訳ないですが、その場でお断りをしました。
もう1つは東京と名前のつく某電力会社勤務だった50歳の独身男性。
私がベトナムで起業して7年ぐらい過ぎた頃、お付き合いのあった某広告代理店の偉いさんの弟ということで仕事を継続するためにはまぁコネ入社として扱うしかないだろうなぁと思って最初にお会いした時にびっくりしました。
なぜベトナムで働きたいのかと聞いたら、上野近辺にあったベトナムキャバクラでベトナム人の温かさを知り、どうしてもベトナムで住みたいとのこと。
そりゃ優しいでしょうよ、、、そういうお店なのだから。
50歳ならやめずに今のところにいて、定年退職までいた方がいいのでは?
それからベトナムに来たら?と伝えたのですが、彼の意思は変わりません。
おそらく優しく若く素敵なベトナム人女性と結婚したいということなのだと思います。
でコネがあるので採用したのですが、これがまた、、、全く使えない。
営業をしてもらったのですが、3ヶ月経っても成果ゼロ。
そして営業周りをしてオフィスに戻ると”暑い、暑い”とうるさい。
そりゃそうだろうよ、南国なんだから。
で、営業周りをしてもらったクライアントから苦情もきてしまったので配置転換をしてカフェの運営をお願いしようと思ったら断固拒否。
エアコンの下にずっといられるんですけど。。。
こんな仕事をするためにベトナムに来たのではないというのですが、3ヶ月やってもプラスどころかマイナスを出す始末なのでそこを任せ続けるのは無理と言ったらやめていきました。
プライドだけは一丁前。
大企業なら長期的にじっくり取り組む事もできるだろうし、専門外のところは誰か専門スタッフが助けてくれますが、中小ではそんな余裕はありません。
関わる業務すべてについてある程度の知識をつけなければならない。
大企業だと人数も多いので派閥とかありそうですが、中小でそんな派閥がバチバチになっていたらやっていけない。
状況が違うのです。
それに対応できなければ無理です。
中国で文具の製造をされている社長と話をしたことがありますが、彼も同じ事を言っていました。
工場長は管理だけやればいいということではない、機械が壊れたら簡単なものぐらい修理するぐらいの技術は身に着けないとやっていけないが、大手の人はそれを自分の仕事じゃないと学びもしない、と。
全員がダメということはありませんが、前向きではない理由で大手を辞めた人の大部分は厳しいのではないかと思いますよ。



















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