円安、どうしたらいいの?

  1. 国際問題
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戦後から1971年まで、日本は固定相場だったのはご存知でしょうか?
1USD = 360円
今考えるととんでもない円安です。
ではその時の日本はどうだったのかというと、超絶絶好調でした。
絶好調すぎてこれはヤバいということになり、変動相場が導入されて円高へと進んだのです。

逆に円高はどうかというと2011年のちょっと特殊な相場を除けば1995年につけた
1USD = 79円というのがありました。
私もこの時にROLEXの時計を激安で買いましたし、多くの日本人が海外で豪遊し、ニューヨーク伸びるを買っちゃったりとやんちゃをした時代です。
そう、円安だからとか円高だからというのと景気動向は連動しないのです。
ただしそれぞれの相場の時の戦い方があるということです。

円高の時は海外からなにかを購入する時はかなり有利ですが、逆に日本で作ったものを売ったり、日本に外国の方が遊びに来てもらうには不利。
円安はその逆です。
日本は円高状態に合わせた経済状況になった状態で円安に突入しているから苦しいのです。
ようはバランスです。

円安ということはMade in JAPANの製品が安く、外国人が日本に来たら激安で楽しめるということ。
つまり外からお金が入ってきやすい状態なので、実はこちらの方が本来は良いのです。

でも原料や製造拠点を外国に頼り切ってしまっている今の状態がやり過ぎであり、その結果が不景気なのです。

ではどうすればいいのかというとかなりシンプルです。
海外に移しきってしまった生産拠点を国内に戻す、です。
ただし全てを戻してしまえば円高でダメージを受けるのでバランスを取りながら。

もし私が首相だったら理由のわからない補助金をなくし、代わりに閉鎖されている工場を政府が買い取り、電気・水道代なども5年間無償で企業に貸し出します。
実現性、収益性などを見るためにコンペ形式で対象を決め、中小企業でも大きく跳ね上がるチャンスを作ります。
初期費にもかなりお金がかかりますが、そこも公庫あたりから低金利で貸し出せば良い。

その結果、日本は雇用が足りなくなりますが、慌てて外国人労働者を安易に突っ込まない。
そうすると企業間で人材の奪い合いとなり、人件費が上がるしかありません。
みなさんの給与が上がらない原因の1つは安直に安い労働力を国外から入れてしまうからというのがあります。

円安の状態ではさまざまな原料が高い状態になりますので物価は上がります。
ですがそれ以上に収入が上がればバランスが取れるのです。
物価を無理くりに安く抑えるのではなく、収入を上げてバランスを取るという方向にシフトしないと世界とのバランスが取れずに崩壊します。

景気も為替もいくつもの要因が絡み合って動いているものですから、単純に円安がダメだと考えないこと。

ちなみに物価と収入が共に増えると1つだけ困った問題が出てきます。
貯金です。
貯金の価値が劇的に落ちていくことになりますが、逆に借金の価値も下がることになるのでこちらも結果的には消費が増えることになるので景気にとっては望ましい形となります。

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